ADHDかもしれないと思ったら、まずやるべきたった一つのこと

ADHDと診断されたことが、自分を知るきっかけに

私は、一昨年、40さいのときにADHDグレーゾーンと診断されたことがあります。そのときは、ショックを受けました。

一方で、ADHDに関する本を読んで、自分が当てはまることが多いとわかると、今まで自分が苦労したことは、これが原因だったのか、自分のせいじゃないのだと思えて、ほっとしました。


そのように思うことができるようになったきっかけは、自分のADHDとしての特徴を自覚して、改善しようとし始めたことです。この機会をくれたのが、 マンガでわかる大人のADHDコントロールガイドという本です。


本書では、次のように書かれています。


ADHDは、人によって症状が様々です。現代の医学では、 ADHDの特性は治らないといわれています。


ADHDの特性は治りませんが、ADHDによる生活のしづらさは治るのです


治療で大切なのは、自分を苦しめているものの正体を知ることそして、自分に何ができるかを考えて、具体的な対処方法を考える


自分のADHDを知ることが治療の第一歩


ADHDの特性は性格の一部と考えています。性格は変えられないので、現状で困っていることを改善することに集中しようと考えました。

そこで、ADHDの特徴を順番にみながら、「自分を苦しめているものの正体を知る」ために、自分はどこに当てはまっているのか、どのようなことが困っているのかを順番に振り返ることにしました。

ADHD(注意欠如・多動性障害)の特徴


まず、ADHD(注意欠如・多動性障害)の特徴からです。ADHD(注意欠如・多動性障害)とは、大きく分けて3つの特徴があります。

多動性とは、動き回ったり、じっとしていられない特性です。

衝動性は、衝動的な言動をしてしまうことです。

注意欠如とは、集中力が続かなかったり、すぐに注意が逸れてしまったりする特性です。

これらをみて、私は多動性に当てはまることはあまりありませんが、衝動性・注意欠如で非常に困っていることがわかりました。


さらに、本書にはチェックシートがあるので、自分がどの項目に当てはまるのか、それぞれの項目にて、どのように当てはまるか、深掘りしてみます。

個々のチェック項目について

以下のリストは、チェックシートの項目からの引用です。

何かをしている途中で他のことに気を取られて集中できない。

組織の一員として高い精度が要求される(事務など)仕事をこなすことは難しい。

創造性を重視する仕事では能力を発揮することができるが、決まったことを正しくこなる仕事だと評価が低い。

しなければならないことがあってもなかなか行動に移せない。

これらの項目については、非常に当てはまっていて、日常生活を送る上で困っています。

興味がないことに注意を向けることが苦手ですし、興味がないことをしている時は、他のことに気を取られることが多いです。また、誰がやっても同じで高い精度が求められる仕事は、苦手ですし、やりたくありません。やりたいことでも、ハードルが高いことはなかなか行動に移せないことがあります。

このようなことから、自分には、やりたくないことを先延ばししたり、必要以上に時間をかけてしままうという課題があることに気づきました。

話を理解していない。

うっかり不謹慎なことや失礼なことを、口に出してしまう。

これらの項目については、当てはまることがあります。

子供の頃から短気で思ったことを口にしてしまいます。また、思ったことを我慢しきれず、口にしてしまい相手に不愉快な思いをさせてしまうことがあります。

妻から行っていることが伝わらっていないことがあると言われます。真面目なことを言っているつもりでも、笑われて天然だと思われることがよくあります。

これらについては、直さないといけないことの一つだと思いますが、現状のままでもどうしても困るということはありません。

遅刻しないように準備していても、別のことが気になり、気づいた時には時間が過ぎていることがよくある。

計画的な行動は苦手で、思いつきで行動しがち。

忘れ物などが気になり、何度も確認しないと落ち着かない。

後先考えずに行動してしまう。

人の話を遮って話始める。

時間をよく間違える。

朝なかなか起きられない。

これらの項目については、非常に当てはまっていて、日常生活を送る上で困っています。思い立ったら、すぐに行動したくなります。気になり始めたら、落ち着きません。だから、人の話を遮って話始めるのだと思います。

さらに、作業に取り掛かって集中し始めると、集中し過ぎて時間を忘れてしまいます。その結果、時間をよく間違えますし、夜更かしして、朝起きることができません。


このように集中し始めると時間を忘れてしまうことが多く、その結果夜更かししてしまうことが多いことに困っています。


物を置き忘れる。

物をなくす。

買ったり、もらったりしたものを忘れてしまう。

片付けが苦手。

非常に当てはまります。部屋を片付けるのが苦手で、物を置き忘れる、なくすことがよくあります。


必要なものが見つからないので、探すのに時間がかかることがあるので、時間を浪費してしまうことがもったいないと感じます。直したいとは思っていますが、最優先ではありません。

まとめ

どれもわかっていたことですが、それぞれの項目についてどのように当てはまるか、現状がどうで、どのように困っているかが、よくわかりました。

特に、やりたくないことを先延ばししたり、必要以上に時間をかけてしままうということと、やりたいことをしていて集中し始めると時間を忘れてしまうことが多く、その結果夜更かししてしまうことが多いことに困っていることがわかりました。

次回以降では、困っていることにどのように対応したか、これからどのように対応しようと考えているか、その過程を含めて書いていきたいと思っています。

皆さんも、一度整理してみてはいかがでしょうか?

本書以外にもチェックシートが公開されているので、興味がある方は、チェックしてみてください。

ADHDのセルフチェックシート

発達障害のスクリーニングテスト

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